実音テスト(聴き取りテスト) 楽器聞き分け対策・その2

各楽器の特長や聞き分け方のコツを チェックしましょう

まずは13位~7位まで

教室では以下の内容を私の講義で聞きながら

余裕のあるときはDVDで実際の楽器を見聞きします。

時間のないときは写真をみながら

さらに時間のない 一夜漬けなどではCDで聞き分け勉強をします。

楽器の出現順位は こちらの

実音テスト(聴き取りテスト) 楽器聞き分け対策・その1

 

♪ 《ファゴット》

 最下位のファゴット これは無視してもいいのかも。

 聴けば独特の滑稽さと哀愁を備えた愛される音色(私の感想)ですが。

 一般教養として、木管楽器の低音部を担当しているくらいは覚えてね。

 それに 授業中に先生が個人的興味で「ファゴット」がどうこうと言ったときは

 要注意。

 

♪ 《サックス》

 吹奏楽では花形ですが管弦楽では出番が少なく

 「アルルの女」や「展覧会の絵」(管弦楽編曲の「古城」)を聴いたらチェックを。

 一般教養として、金属製ですがサックスは木管楽器です。 

 マウスピースでなくリードで演奏。

 

♪ 《ヴィオラ》

 聞き分けられなくても大丈夫。回答に求められることはないと思う。

 ヴァイオリンを少し低くすると聞き分けられないです。

 一般教養として、ヴァイオリンより少し大きい楽器。

 皇太子が学習院オーケストラでヴィオラ演奏を。

 

♪ 《チェンバロ》

 バロック時代の音楽を聴いたときはチェック。 ヴィヴァルデイの「四季」。

 弦を叩くのでなくはじいているので、うっかりすると

 弦をはじく楽器、ギターとかと間違えそうになる。

 バロック時代の曲には 今のピアノ伴奏と同じ頻度で用いられている。

 

♪ 《コントラバス・チューバ》

 聴いた中で 一番低くて、擦っていたらコントラバス。

 ブォと吹いていたらチューバ。

 出現頻度は低い。聴いたらなんとなくわかるでしょう。

 

♪ 《ピッコロ》

 出現頻度1位のフルートをよく把握しておこう。

 それよりも ピロピロッて高く可愛く聞えるのです(ピッコロさんごめんなさい)

 

♪ 《ハープ》

 弾くマネして 弦をかき鳴らすイメージができたらわかるよ。

 私が好きなのは「くるみ割り人形」 花のワルツの冒頭か

 「白鳥の湖」情景の冒頭です。

 どちらもチャイコフスキー作曲でハープとオーボエが印象的に掛け合っております。

 花のワルツはあとからホルンとクラリネットの掛け合いが出てきますね。

 一挙に聞き分け勉強が出来そうです。

 

♪ 《尺八》

 言わずと知れた 邦楽楽器。 和の曲なら息遣いで尺八だとすぐわかります。

 

 私は問題は知っていても実際どんな曲が放送で流されているのかわかりません。

 生徒たちにどんな曲だった? ・・???・・ 返事は大抵こんなもんです。

 試験中にどんな曲までなかなか覚えられないよね。

 

 それで 日本の歌謡曲などを尺八で聞くと

 なんと!フルートに聞えないこともないから 要注意。

 

♪ 《ギター》

 ここではクラシックギターでフィンガースタイルで演奏されていると思いますが、

 上手な演奏でメロディーとコードをアルペジオで同時に弾く奏法?

 ギターのことはあまり詳しくないのでなんと表現したらわかりませんが

 プロの演奏には惚れ惚れしますが

 体調が悪いときや緊張していると

 弦を爪弾く演奏は、ハープやひょっとしたら筝とも混同しそうになり、

 チェンバロも鍵盤を弾いていますが実は弦を爪弾いているのと同じことなので

 うっかりすると騙されます。

 ギターはギターらしい曲。チェンバロはチェンバロにふさわしい曲があるものです。

 時代や様式がわかれば楽器の判定もしやすいのですが

 これも数多く聞くしかないですね。

 

♪ 《パイプオルガン》

 鑑賞曲で「小フーガ ト短調」をきけば、ザ・パイプオルガンなのですが。

 パイプオルガンは空気をパイプに通して鳴らしますから

 管楽器なんですね。うっかり寝ぼけると(試験では寝ぼけないか~)管楽器かと。

 しかし オルガンは手足を駆使して演奏しますので 音がいっぱい重なります。

 管楽器ソロは単音でメロディーを演奏します~。

 

♪ 《ピアノ》

 これはわかるでしょ。 音楽室に必ずありますから。

 それに 「ピアノ」が正解の問題は今まであったのかな。

 ただし、ピアノが上手い人がアルペジオを弾くとハープに聞えます。

 ハープが用意できない、ハーピストがいない管弦楽団、

 または会場にハープを持っていけない楽団は

 会場のグランドピアノで代用することもありますから。

  まあわざわざハープパートをピアノに置き換えた引っ掛け問題はでないでしょう。

 

♪ 《オーボエ》

 いよいよ8位の楽器になってきました。

 大人数の吹奏楽部でもクラリネット奏者よりオーボエ奏者は少ないはず。

 眉間か頭にツーンとくるような哀愁の音色。

 学生時代オーボエ奏者の友人がいました。

 細い2枚リードをくわえて演奏する表情と音色が 個人的に好きなんです。 

 あっ音色ですよ。友人は女性です。

 教室ではひたすら クラリネットの曲を聞いてもらい 

 突然オーボエを聞いてもらうと

 違いがわかるのですが、残念ながらその場限りということも。

 オーボエとクラリネットの違いがわかり難いようで。

 こうなると 学校の放送設備は大丈夫?といいたくなります(苦笑)

 

♪ 《リコーダー》

 中学生になるとアルトリコーダーを吹くのでわかると思うのですが、

 リコーダの歴史は古く、ルネッサンス期には現在のリコーダーの前進は

    フルートと呼ばれていたり、

 バロックフレーテ(ブロックフレーテ)と呼ばれていて

 バロック時代が全盛で、ロマン派になるとフルートにとってかわり、

 そのフルートも前進は木製だったので木管楽器です。

 

 ということは、フルートでバロック時代の曲を聞くとリコーダーに聞えたり

 その逆もあります。

 ただ フルートとリコーダーの吹き口の形が違うので

 フルートは息遣い、息漏れ感はリコーダーよりあります。

 

6位以上はつぎの

「実音テスト(聴き取りテスト) 楽器聞き分け対策・その3」で。